【インプット➁】短期記憶から長期記憶に変えるための復習方法(付箋、マーカー使用) 学校の成績UPだけでなく、高校入試や大学入試への実力UPのための日々の学校の授業の受け方についてお伝えしています。
前回は、予習→授業→復習のサイクルについてお話しました。
【定期テスト】学校の授業の受け方、予習・復習
今回は、各科目の予習→授業→復習の仕方の具体例です。
※今回は、テスト前でない通常の日の過ごし方を想定しています。定期テスト前の勉強方法については別途書きましたので参考にしてください。
目指せ平均点+20点 定期テストの勉強の具体的な手順
英語
ノート
予習
上記のオレンジ色の部分です。ポイントは自分が分からないところを把握することです。
単語は新出単語を丸写しにするのではなく、意味が分からない単語・熟語の意味を調べておくようにします。和約は時間をかけずにパッパと進めてよいです。(分からないところは抜かしましょう)
授業
上記の青い部分です。予習で分からなかったところを特に集中して聞き逃さないようにしてください。授業で和約を完成させます。
復習
上記のピンク部分です。テスト勉強が始まるころに既に単語は覚えている状態が理想です。
数学
基本例題の解法を覚えます。機械的に解けるまで繰り返すのがポイントです。
予習
教科書を読んでみて理解できそうだったら例題だけ読み進めていきます。
理解できなくなった時点で、予習は終えてしまいます。(時間をかけなくてよいです。)
授業
とにかく、解き方の手順を理解することに努めます。疑問点は、授業後に先生に聞くようにします。
復習
授業でやった例題やその類題を覚えます。
問題の選定
あまり多くの問題を覚えようとすると時間がかかりすぎるため、基礎がスラスラできるようになるまで問題を絞りましょう。
解答・解説が詳しい問題を選ぶ。
まず基本問題から固める。
問題が多い場合は、*のついている問題、さらに奇数問題のみに絞る。
手順
上記の「暗記用」に絞って暗記していきます。
➀まず、解法を理解しながら書き写す。
分からない部分があってもとりあえず写します。やっていく内に後からわかるようになることも多いものです。とは言っても分からないところがあると気になると思うので、ためておいて、あとでまとめて先生に質問すると良いです。
➁次の日までに、何も見ないで解けるか試してみる。
分からなくなったら、すぐに答えを見てもよいです。答えを見てから、続きを解いてみましょう。
間違えたら、問題にチェックマークを入れていきます。
➂自力で解けるまで繰り返す。
できなかったら次の日もやってみて、間違えた回数だけチェックマークを増やします。
➃上記ができるようになったら類題「練習用」を解く。
これはテスト前に回してもよいでしょう。
古典
英語と同じ方法でやります。
理科
数学系と暗記系の両方を使います。
数学系(物理全般、計算問題)
上記の数学と同じ方法でやります。
暗記系(用語の暗記)
下記の社会と同じ方法でやります。
社会
予習
基本、なしで大丈夫だと思います。学校の先生の指示に従いましょう。
授業
ただ受動的に先生の講義を聴くだけではなく、積極的に覚えるよう工夫します。
例:授業中に穴埋めノートを作成する
学校の先生が講義しながら板書を書くという、よくある授業パターンの場合におすすめです。受け身で板書を写すだけだと眠くなってしまいますよね。そんな授業にスリルが加わわりますよ。(授業中、かなり忙しくなります)
ノート
手順
➀あらかじめノートの右側に単語サイズの余白(上の図の「解答部分」)を取っておく。
➁板書をノートに写すとき(もしくは先生の講義を聴くとき)は、あえて重要な用語を空欄にして番号だけを振る。(上の図の「穴埋め部分」)
➂先生が板書を消す直前に、空欄部分の答えを右側の余白に書きこむ。(上の図の「解答部分」)
注意点
スピードが追いつけなくなり、空欄部分が埋まらないまま板書を消されてしまった場合も、基本教科書に載っていますので心配ないです。しかし、教科書外からの講義内容が多い授業の場合は書き漏らしたら友達に聞くなどするしかありませんので注意です。
復習
定期的にノート提出がある学校は、ノートまとめをやっておきます。
提出物も宿題もない学校の場合は、通常時は原則やらなくても大丈夫だと思われます。
(その分、定期テストの勉強は他の科目より早めに開始しましょう。)
まとめ
上記は勉強方法の例です。普通の勉強方法とは異なりびっくりした人、これはすべて私が中高生の時にやった勉強方法+塾で生徒に指導した方法です。色々試してみて自分に合ったやり方を見つけて行ってください。
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