前回は、保育士一次試験の学習手段には何があるのかを調べ、それをまとめました。
今回は、その中でおすすめなのはどれで、どんな方法で勉強すると効果が高いのか、調べて検討してみました。
検討材料
私が実際に使った教材はこちらに書いてあります。
それ以外は、実際使ったことはないので、ネットの評判やおすすめ記事を多数調べて、下記のような基準で整理しています。
- 商品名で検索して、悪評判の口コミばかりが検索の1ページ目にすぐ出てくる商品は除外
- いくつかのおすすめ記事で共通してピックアップされているものは高ポイント
- 実際の教材のラインナップや中身(網羅している、わかりやすい、覚えやすい等)を見て、自分の感性で判定
- 悪い評判にもおすすめにもあまり登場しないものはポイントなし
(ユニークな教材の場合は取り上げる)
通信教材を使う場合
通信教育は保育士試験に必要な教材等がすべてセットになっているため、教材をどれにするか、あれこれ悩まずとも簡単に勉強が始められることがメリットです。
試験関連や就職関連の情報もあるため、独学で勉強するなら強い味方になります。
予算にこだわりがなければ四谷学院がおすすめ
四谷学院の保育士講座は数ある通信教育の中でも最も勉強しやすそうと感じました。
(【DVD講義動画5分】→【テキスト30分】→【パソコン演習トレーニング10分】という45分間が1章分)
・一人ずつの「担任制」となっていて、学習状況の進捗確認などを1対1でサポートしてくれる。
・暗記ブックや資料集など、保育士試験勉強にあると便利な教材も充実している。
だから、全国の平均合格率の3.1倍、6割近く(2018年)というのもうなずけます。
料金は一式で79,800円ですが、完全に予算オーバーでなければ受講を検討してみると良いでしょう。
詳しくはこちらのサイトに載っていました
コスパでいえば、たのまながおすすめ
私はたのまなを使って合格できたのですが、実は、その中には一度も使わない教材もありました。また、逆に後から買い足した教材もあったため、結局のところコスパはどうだったのか、再検討してみました。
結論、やはり「たのまな」はコスパも良い通信講座でした
たのまなの教材ラインナップと私の使用状況、市販状況
※ 保育士【完全合格】講座(DVDコース 通常教材のみ) 48,000円
たのまなの教材 | 使用状況 | 市販で買える |
保育士合格テキスト(2冊) | ◎ | 〇 3,888円 |
保育士過去問題集(1冊) | ◎ | 〇 1,944円 |
講義DVD(9科目分+実技1科目) | × | × |
音声CD(9科目分) | ◎ | △別会社5000円程 |
講義レジュメ(9科目分) | △ | × |
添削問題(1冊) | × | × |
実技教材(DVD・レジュメ) | △ | × |
保育所保育指針解説書 | ◎ | 〇 346円 |
保育所保育指針読み上げCD(3巻) | ◎ | △別会社1,000円 |
絵本(実技参考用)(1冊) | 〇 | 〇1,080円 |
合格サポートDVD(1巻) | × | × |
はい、上記の通り、使ったのは赤字のテキストくらいでした。
ちなみに使用状況が△のものは、使ってみたけどあまり使い勝手が良くなく、途中でやらなくなったものです。(あくまで個人的使用感です)いや、本当は全部やりたかったけど、やる余裕なし!覚えるのに必死でした。。。
さらに赤字の教材の中で、市販で買えないものは、CDです。
私はCDを手に入れるために、たのまなを購入したとも言えますね、結果的に。
私の保育士の勉強には、満員電車での通学時間の利用が重要だったので、音声教材は必携だったのです。
音声教材で市販で買えるものがなかなかなく、やはり大手の会社のものを使った方が安心です。(市販のCD教材については、下記の項目でも紹介します)
市販の教材の合計金額で比較
では、上の表で赤字のテキスト(もしくは代替品)を市販で買った場合の合計金額を計算します。→ 13,258円
たのまなが48000円なので、差額は34,742円です。
※さらに、私の場合はそのあと6,000円ほど市販教材で補強しています。通信講座を始めてから受けると決めるまでにタイムラグがあったため、教材が少し古い情報なのが気になったためです。
市販教材との比較
それでも、市販教材だけでやるよりも「たのまな」の通信講座をやる価値はあったと思います。理由は、私の勉強のかなめとなったCD教材がかなり充実していて、市販教材等では補えないと考えるためです。
おそらく、DVDや添削講座を利用したい方は、さらに「たのまな」をやる価値はあるだろうと思われます。
ほかの通信講座とのコスパ比較
たのまなより安い通信講座もあります。しかし、ネットでの評判を見ると、悪い口コミが非常に目立ったり、口コミ自体が少なかったり(利用者が少ない)するので、あまりお勧めの講座がありません。
たのまなより高い通信講座でおすすめなのは「四谷学院」ですが、それ以外はたのまなと比べてもコスパ高い、とまで言える講座は見つかりませんでした。
たのまなについて詳しくはこちら
↓こちらをクリック(ヒューマン たのまな)
eラーニングコースもあります。
61,000円
通信講座のデメリット
繰り返しになりますが、「たのまな」のようにラインナップが多い講座は、すべてやりきる必要はありません。いかに取捨選択して自分の合格に必要なものをピックアップできるかを、検討する必要があります。
というわけで、無駄になってしまう教材は当然出てきます。
(ちなみに、使わなかったDVDを売ったら割と良い値段で買い取っていただけました(#^^#)
コストを抑えるなら、市販教材の組み合わせで勝負するのもあり
最後に、48,000円は高い。もっとコストを抑えたいという方のために、上記の「たのまな」赤字部分を市販教材に置き換えたラインナップを紹介します。
保育士合格テキスト(2冊) ※ほかのテキストでも代用可
いちばんわかりやすい保育士合格テキスト ’19年版 上巻 / 近喰晴子 【本】
※別札の下巻もあります。
保育士過去問題集(1冊)
1回で受かる!保育士過去問題集(’19年版) [ 近喰晴子 ]
音声CD(9科目分) ※市販のCD教材で見つかったのが下記のみでした。
4,740円
保育士 濃縮!全科目リスニングセット2019年版(音声CD+テキストデータCD)[HOIKU10001]★販売記念セール★限定各商品30個★最大50%OFF★*クーポン併用した場合
保育所保育指針解説書
保育所保育指針読み上げCD(3巻)
※絵本は特に買う必要はないかもしれません。自分で台本を作るので・・・