5回に分けて、保育士試験のギリギリ合格体験談と考察、おすすめ勉強方法をお伝えしています。
保育士試験一次対策➀(ギリギリ一発合格体験談)
保育士試験一次対策②(戦略・長期計画・通信教育について)
保育士試験一次対策③(このまま使える計画表付き)
保育士試験二次(実技)試験 合格体験談①
保育士試験二次(実技)試験 合格体験談②
一次試験をなんとかギリギリ通過した私。合格率80%と言われる二次試験ですが、一次試験の反省を生かし、余裕をもって合格しようと決意。
結果は、やっぱりギリギリ合格┐(´∀`)┌
そんなギリギリ合格の原因を考察してみました。読めば合格ボーダーがどんな感じか分かるかも。
選択した科目とスタート時点の状況
二次試験は、造形、言語、音楽の3つから2科目を選択します。保育士試験の申込み時に記入するのですが、変更不可です。
言語(お話をする)は決定として、音楽と造形でけっこう迷いました。
最初は、造形と言語にしようと思っていました。音楽は弾き語りだけど、ピアノもギターも弾けないからです。
ですが、申込用紙を記入する時に、ハッと気づいたんです。
造形は本番にお題が与えられて、制限時間内にイラストを描かないといけません。事前にイラストを練習しても、描いたことの題材が急に出ても描けないかもしれません。
それに対して音楽は、事前にお題が分かっていて練習していけるのです。ピアノは小さいころに少しやった程度で楽譜も、あまり読めませんが、歌は合唱を長年やっていたので自信がありました。
そういう訳で、音楽と言語の選択に決めました。
準備、練習
最初に、早めに準備をしたとは書きましたが、実際には一次試験が終了してから本格的に勉強しました。
試験の申込み時に音楽と言語のお題が分かるわけですから、その時から準備しようと思えばできますが、さすがに一次試験の勉強で余裕ありませんでした。
※ただ、本番点数がギリギリだったことを考えると、自信がないならもっと前から練習すべきなのかもしれません。
音楽の準備と練習
準備
二次試験のお題が発表されてから、通信講座(ヒューマンのたのまな)に二次試験の楽譜を送ってもらいました。
右手も左手も単音(和音でない)だったので、これなら弾ける気がするーと心強かったです。
が、しかし、なぜかその楽譜をなくしてしまったんです。なので、自分で作りました。ちなみに2曲ともハ長調に直して、全部白鍵で弾けるようにしました。
ただ、私は楽譜を読むのが苦手で、見ながら弾くことができません。なので、弾いて覚えることにしました。
左手の伴奏部分は、下記のような感じです。笑(実際にはもう少しアレンジしてます)
お母さん
ドードシラーラドファーミーレーードシーソードーシソドーファーファファミ
アイアイ
ドドドドソソソソドドドドシーーソドドドドファファファファミーレードーードファファファファミミミミレレレレソーーシドドドドファファファファミミレレドーソド
これくらいの簡単な伴奏でも、ギリギリボーダーで合格できました。あとはひたすら練習です。
練習
一次試験のあとすぐ練習を始めました。
家にあるキーボードで練習
歌の歌詞は覚えていたので、とにかくピアノの練習です。
右手だけ 左手だけ 両手
1日15分程度、5日間くらいで両手で大体できるようになりました。ここまでは意外と早かった。
ピアノ室を借りて練習
本物のピアノは違う、歌いながら弾くのが難しいと聞いていたので、近所でピアノ室を借りて練習することにしました。
結論、噂通り実際のピアノでうたいながら練習すべきだと実感しました。
指の位置を決めて、覚える。
楽譜に指番号が書いてあるように、あらかじめ指の使い方を決めておいたほうがよいです。でないと鍵盤が大きいため、途中で指が足りなくなったりします。
歌と合わせるには練習が必要。
右手と歌 左手と歌 両手と歌
というように練習していったら、あっという間に一時間経ちました。
1週間に一度、一時間ずつピアノ室を借りて上記の練習をしました。だんだん上達はしていくものの、本番は一回だけということを考えると一発目でミスなくやらねばならないので、自信はありませんでした。前日も二時間借りて練習しました。
言語の準備と練習
そもそも、絵本のよみ聞かせと勘違いしていた私。一次試験(筆記試験)終了後、保育士試験要領をよみ直し、「何も持たずにお話しをする」ということを知りました。当たり前ですが、実施要領は良く読み込んでおいた方がよいですね。(;゜0゜)
準備
まず、台本を作成します。
通信講座(たのまな)で絵本が送られてきていましたが、そのまま読むと制限時間の3分を優に越えてしまうので、それを短くした台本をつくりました。
むかしむかしあるところに、おじいさんとおばあさんがいました。
ある日おじいさんが山へいって木を切っていると、お昼になりました。
おじいさんはおばあさんが作ったおむすびをたべようと取り出そうとしたとき、手が滑っておむすびがコロコロ転がって、小さな穴の中に落ちてしまいました。
すると・・・
穴の中から不思議な歌がきこえてきました。おむすびころりんすっとんとん
もひとつおまけにすっとんとん
おじいさんは、おもしろくなって、おむすびをひとつ、また一つ、、、
とうとうひとつ残らず穴の中にほうりこんでしまいました。
おにぎりがなくなっておじいさんがこまっていると、穴の中からねずみが出てきてこう言いました。
「おいしいおにぎりをありがとうございます。みんなでお礼がしたいので、私についてきてください。」
おじいさんはネズミのしっぽにつかまって、あなの中に入っていきました。
あなの中では大勢のネズミたちがお餅つきをしていました。
ネズミがこう言いました。「わたしたちはねこが大嫌いだから、ここでは決してにゃんごと言わないでくださいね。」「はい、わかったよ」おじいさんはこたえました
おじいさんは、おいしいつきたておもちや大判小判をたくさんお土産に持って帰りました。おばあさんもおおよろこびでした。
それを見ていたとなりのよくばりばあさんとよくばりさんは、うらやましくなって、真似をしました。おじいさんはおばあさんの作った大きなおにぎりを山へもっていき、木も切らずに大きなおにぎりをぎゅうぎゅうと穴の中に入れました。
すると、あなの中から歌が聞こえてきました。
おむすびどこどこぎゅうころりん
もうもうたくさんどってんしゃん
爺さんはまちきれなくて、おい、ねずみ。はやく迎えにこんかい
とどなると、ねずみが一匹やってきて、おじいさんを穴の中に連れて行きました。
ねずみは言いました。わたしたちはねこが大嫌いだから、ここでは決してにゃんごと言わないでくださいね。」
よくばりじいさんはネズミを追い払いお宝をひとりじめしようと、
「にゃんご!」と大きな声で叫びました。
すると・・・ねずみたちは消えてしまい、辺りはすっかりくらーくなってしまいました。
お爺さんはあわてて出口をさがしましたがみつかりません。
くらい土の中をさまよっているうちに、よくばり爺さんはモグラになってしまいましたとさ。おしまい
3分はかなり短いため、余計な箇所は全て削って話のあらすじをお話しする形になります。
練習
まず、台本を読むのを練習しました。3分になるように台本を微調整したりしながら練習し、完成したものを録音しました。
通勤時に録音を聞いたりしましたが、2、3日ですぐ覚えられました。
あとは、実際に声を出して練習です。タイマーを3分にセットし、よーいスタートでお話を始めます。途中で間違えると時間的に挽回が難しいため、とにかく間違えなくなるまで練習しました。最終的には夫や子供、ぬいぐるみ相手に練習したりしました。
練習時間は、1日5分程度。1日おきくらいにやっていました。
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