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塾・予備校業界の出身者がアドバイスする、大学受験勉強を始めるまでに考えるべきこと

中学生、高校生の家庭学習・自習

こんな方用の記事です。

・大学受験の勉強を始めたいが、何をしたらよいか迷っている。
・塾・予備校は通ったほうが良いのか疑問に思っている。
・塾・予備校(通信教育)の選び方がわからない。
・できるだけ自分の力で頑張ってみたい。
・あまりお金をかけたくない。

元塾・予備校業界出身の筆者が、「受験勉強を始めるまでにいったい何をすればよいのか、何を決めるべきなのか」を改めて整理し直し、真剣にお伝えします。

今回は、ざっくりと基本だけをお伝えします。そのため、当たり前でもう知っていることばかりかもしれません。しかし勉強を始める前に、下記のことを一回よく考えてみてください。時間がない中で、どうすれば効果的にすすめられるかが見えてくるはずです。

1、目標を決める

目標は決まっていますか。もし全く決まっていなければ、1週間でもいいので自分が将来何をしたいのか、(何をしたくないのか)調べぬいて考え抜いてみましょう。

それは大学受験のためでもありますが、自分の人生のためです。ここで真剣に考えておくと、人生の分岐点に立ったときの指標にもなります。



とりあえず大学受験のためであれば、下記2点をまず決めてください。

国公立を目指すか否か

ざっくりといえば、国公立は科目数が多いです。文系も数学が必要になりますし、理系も国語が必要になります。科目数が多いと勉強のスケジュール管理が大変です。

受けられる回数に限りがある国立は、私立の勉強も必要となり、勉強量は多くなります。なんとなく目標は高く、という気持ちだけで国公立を目標にするのはやめましょう。

受験科目をどうするか

文系・理系 → 国公立受験するか を決めたら、あとは理科・社会の科目を決めることです。入りたい学部が理科・社会に関係あれば、学部の勉強につながる科目での受験をお勧めします。

2、学校の勉強は利用できる?

大学受験には推薦・AO入試などと、一般入試などに分かれます。学校の成績が指標になる推薦・AO入試等はもちろん、一発勝負の一般受験でも学校の勉強はできるだけ利用したほうが良いです。※ここでは、一般受験の話に絞って書いています。

理由は、現役で合格するためには時間が貴重だからです。学校での勉強時間は馬鹿になりません。

とは言っても、学校の勉強は、必ずしもあなたの大学受験用にはなっていないところもありますので注意です。

高校内容の学習が終わるのはいつになるか

まず確認すべきは、学校の授業で高校単元がいつ終わるのか、ということです。

カリキュラムついては、学校が公表していると思いますので、調べればすぐわかります。(もちろん学校の先生に聞いてもよいと思います。)

現役で大学に合格するためには、まず高校内容を終わらせなければなりません。

文系科目:英国はおそらく必要単元は早めに終わり、社会は暗記中心のため独学でもあまり問題ありません。
理系科目:遅い高校だと、高3の秋ごろまで理数の単元が終わらない場合があります。かといって独学で勉強するのはかなり難しいでしょう。塾・予備校またはアプリなどで授業を受けることをお勧めします。

授業は受験対策か、自分に合っているか

特に私立高校に通っている場合、大学受験の対策に力を入れている場合があります。公立でもトップ校等では熱い先生がいて、受験対策授業をしてくれる場合があります。

そういった学校の講座を利用できれば金銭的にもありがたいのですが、注意点もあります。レベルが進め方が、自分のレベルや目標に合わないこともあります。

カリキュラムや難易度などを事前によく確認して、受けるかどうかは決めたほうが良いです。昨年受けた先輩がいれば聞いてみるとよいです。(もちろん、試しに受けてみて合わなかったらやめるというのもできる…なら良いかもしれません)

3、自分のレベルを知る

ここまでは、受験科目と目標レベルでゴールを確認し、学校のカリキュラムを今後の手段の選択肢として確認しました。

大学受験の問題集のレベルは、こんな感じになっています。

  • 基礎レベル
  • センターレベル
  • MARCHレベル
  • 難関私立OR国公立レベル

あとは、今の自分のレベルがわかればスタートできそうですね。ただし、自分のレベルがどのくらいかを客観的に見て、今後の受験勉強をどうするか決めることは意外と難しいです。

なぜかというと、まず未習単元がある段階では実力が図りづらいから。

また模試などで偏差値が出たからと言って、どの問題集・参考書から始めると良いのかなんてわかりません。塾や予備校の先生が「君はこのレベルだからこの講座を受けなさい」というアドバイスができるのは、塾やその先生が持っている過去の実績やデータ・経験の積み重ねなのです。

それでも、下記はチェックしておきましょう。

模試の成績

志望校の合格判定は最初はあまり気にしないでください。判定が「E」でも、最終的には合格する可能性もあります。しかし、偏差値は気にしてください。偏差値から今のレベルを判断することができます。

センター試験を解いてみる

上でもお話したように、英国は高1でもセンターが解ける範囲ではあります。その他の科目は、既習分野の得点率を見て、どのレベルから始めるのも手です。

塾・予備校に行って話を聞いてみる

塾・予備校に入るかどうかは別として、講習などを受けたり無料相談を受けたりすると、今の自分のレベルとそこから目標にたどりつくためのアドバイスがされるはずです。

その時、通ったほうが良いと判断すれば(保護者と相談して)塾・予備校を「利用」すればいいし、やっぱり別の方法を考えるのであっても、プロの話はよく聞いておいてください。特に自分が今どの辺のレベルで、これからどんな力をつけるべきなのかは、メモを取ってもいいくらいです。

こういう話は、プロならではだから聞いておいて損はないです。(無料ですし(笑))

わからなかったら基礎レベルからやればOK

塾・予備校を使わずに受験勉強を始める、となった場合は、自分のレベルがわからなければ、躊躇せず一番下のレベルから始めてください。薄いテキストでよいです。問題は解けるとしても、意外と理解できていなかったところも見つかるはずですよ。

くれぐれも、一人でやるなら最初から自分の歯が立たないレベルから始めるのはやめたほうが良いです。

※個別指導・家庭教師などを使い説明を受けながら進める手もあります。

4、手段を決める

塾・予備校、個別指導・家庭教師、通信教育・アプリ、参考書・問題集・・・
手段はたくさんあります。

ざっくりといえば、独学では未習分野や苦手科目を優先にお金をかけるイメージです。

※選び方については、別途書きます。

5、計画を立てる

こちらも今回はざっくりとお話すると、

原則、推薦を目指す場合 学校の勉強中心、一般受験のみの場合は最悪留年しない程度に。。。

ということで、推薦を受けないにしても、テスト前はテスト勉強をしたほうがよいと思われます。
(トップレベルの私立校等は、定期テストがいつも実力テストだったりするので、その場合はずーっと受験勉強をすることになるでしょう。)

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6、実行

上記をしっかりと組んでいけば、あとは実行あるのみです。

7、まとめ

高校や学年、現在のレベルや目標によって異なるのですが、下記のようにポイントをまとめてみました。

私立高校公立高校
高1学校の勉強を利用する目標を早く定める
高2学校と受験勉強の兼ね合い英数国を仕上げる
高3自分のレベルと目標の間を埋める未習分野を早く完了する

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