MOS(Microsoft Office Specialist)Excel2016取得までの経験談とおすすめの学習方法等をお伝えします。(こちらもミスタービッツ(夫)が取得。)
1、MOSってどんな資格?
Microsoft Officeの機能を使う能力を計る世界的な資格です。
機能別、バージョン別、レベルにより資格が細かく分かれています。
一般 | エキスパート |
Excel(2010,2013,2016に分かれる) ※マクロ以外はすべて網羅 |
Excel(2010,2013,2016に分かれる) ※マクロのできるレベル |
Word(2010,2013,2016に分かれる) | Word(2010,2013,2016に分かれる) ※スタイル・索引カスタマイズ、フィールド・フォームコントロール等 |
PowerPoint(2010,2013,2016に分かれる) | PowerPoint(2010,2013,2016に分かれる) |
Access(2010,2013,2016に分かれる) | Access(2010,2013,2016に分かれる) |
Outlook(2010,2013,2016に分かれる) | Outlook(2010,2013,2016に分かれる) |
2、実際に勉強してみて
動機
販売職が長く、OAスキルについてはかなり古いままになってしまったため、汎用性の高いエクセルスキルは一度、最新のものを体系的に学んでおきたかった。
学習スタート時の状況
20年前にピボットテーブルも関数も独学である程度こなす。但し我流なので、体系的には分かってない。普段は家計簿をSUM関数使ってつける程度で、あまり使っていない。ブランク大と言ってよいかも。
実際の学習スケジュール
順序→ | 1→ | 2 |
期間、合計時間 | 2ヶ月、計15時間程度 | 1週間ほど、計20時間程度 |
学習段階 | インプット&アウトプット | ラストスパート |
主な内容 | ・教材を読む .例題を解く |
・問題集の復習 .模擬試験 |
※直前は、1日3時間、前日は5時間で追い上げました。
上手くいったこと
直前の追い上げが功を奏し、一発合格。
失敗したこと、大変だったこと
PCがないと勉強ができないため、勉強時間を捻出するのが大変でした。
1問1答のような隙間時間でできるものではなく、PCを使って集中的に勉強することが必要になるので、まとまった時間の確保を計画的に考えたほうがうまくいきます。(家事の配分を考えたり、家族とPCを共有している場合は、事前に話し合って使う時間を予約するとか…)
また、ブランクが長かったため、最初は問題文の意味すら分からず、なかなか勉強がはかどりませんでした。MOSの問題集はいきなり実践から入るので、まず基礎的なノウハウ本をさらっと学習してから始めたほうがスムーズだったかもしれません。
感想、その他
MOS試験は、単なる選択問題ではなく、実際の作業まで行う試験です。Excelのスキルを全体的に網羅したかったので、MOSを勉強することにより実践的な力がついて満足しています。
また、資格を取得することで自信になりますし、「OAスキルがある」ことの証明となります。
実際、事務職への就職となると、資格だけでなく、実務経験(&年齢は若い方が良い&派遣なら女性の方がよい?)も必要な面もあります。
・実務経験が少ない若い方が資格によってスキルの証明(これから伸びしろありと見られます)
こんな方にはMOSは「鬼に金棒」なのではないでしょうか。
どの道Excelのスキルは汎用性が高いです。ミスターも別の道でリベンジしようと企んでいます。