一次も二次もギリギリ・・・しかし一発合格しましたので、その経験談とおすすめの学習方法を5回に分けてお伝えします。
保育士試験一次対策➀(ギリギリ一発合格体験談)
保育士試験一次対策②(戦略・長期計画・通信教育について)
保育士試験一次対策③(このまま使える計画表付き)
保育士試験二次(実技)試験 合格体験談①
保育士試験二次(実技)試験 合格体験談②
達成目標
保育士試験合格
学習スタート時の状況
2歳までの子育て経験と多少の教育関連の知識があった程度。教育系の資格や専攻もなし。
上手くいったこと
何だかんだ言って、一発合格だったこと。
失敗したこと
簿記やITにくらべ、わりと身近な問題も多く、スタート時はハードルが低く感じました。
試験を甘くみていた所、直前になり得点が上がらず。。。細かく暗記していないと合格には届きません。。。こんなに暗記に苦しめられたのは大学受験依頼かも。(勉強期間はたったの半年と短いですが)
具体的には、アウトプットに早めに取り掛かり、自分の実力を把握しながら勉強すべきだったなというのが反省点です。
学習スケジュールと詳細
この試験勉強の間に、方針転換したり、学習スケジュールを大幅に変更したりしたので、その詳細も書いておきます。
期間1 | 期間2 | 期間3 | |
学習段階 | インプット | アウトプット | ラストスパート |
期間、合計時間 | 4ヶ月、60時間程度 | 2ヶ月、50時間程度 | 2週間、40時間程度 |
主な内容 | 講義CDを聞く テキストを読み、問題を解く 保育所保育指針のCDを聞く |
過去問を解く 一問一答を解く |
苦手分野強化 完全暗記 |
期間1
当初は他にも勉強しているものがあり、保育士は2回目で合格できればいいやと思っていたので、電車の中で通信教育のCDを聞くだけでした。
途中で、やることが多すぎたために、整理をしたところ、就職に困らない保育士は優先順位が高いと考えました。(以前、通信教育を購入したのでもったいないというのもあります)
それなら、受験料節約できるし一発合格狙おうときめてから、テキストを読み始めました。
特に難しい仕組みなどもなく、興味のある子供についてなので、楽しく勉強できました。
後半からは、新しく変わった保育所保育指針の読み上げCDを聞き始めました。
期間2
テキストが一周終わり、過去問を一年分解いてみることに。8(9)科目それぞれを制限時間の半分の時間で時、ほぼ6割以上取れていました。確か、3科目ほど5割くらいだった科目がありました。
このまま勉強すれば受かるのではないかと考え、同じテキストの2回目を読むことにしました。
2回目を完了し、上記と同じように過去問を解いた所、点数がほとんど伸びていなかったんです。( *゚A゚)
それどころか、4割くらいしか解けない科目もあり。。。これは、やばい。。。
当初は、残り2週間で過去問を一通りやりつつこれまでの復習をやればよいかなあ、なんて思っていましたが、知識を覚えていなければ、過去問をやっても同じことだなと気付き、完全暗記モードに切り替えることにしました。
期間3
完全暗記モード(ラストスパート)に切り替えてからは、他の勉強等はすべて中断し、1日1~2科目ずつ暗記していくという体力勝負。
大体下記のような流れで暗記しました。
2冊めのテキストを購入し、1冊目に書いていなかった内容と覚えるべきところにマーカーを引き、付箋を貼る。
1科目完了したら、マーカーを引いたところを音読し、それを録音。(適宜文章はアレンジ)
そして、移動時間に録音を聞く。
本当は、覚えられたところは付箋をはずしたり録音を消したりしたかったのですが、とてもじゃないけどそんな余裕はなく、テキストの見た目がすごいことに。
そんなことをやっていたら、無理がたたって一週間前に倒れました。(ただの寝不足なので、早めに寝たら治りました。)ここで、国家試験の恐ろしさを知った私。遅いよー!!
そんなこんなで、「もうこんな勉強はこりごり…」ですが、ただ、私が合格できたのは、その「暗記」があったからです。
具体的には、下記のようなもの細かく覚えていたおかげで合格点に届きました。
教育原理、心理学 :人の名前とその人の著書や理論
福祉系科目 :施設の名前と特徴(配置される職員の人数など)
子供の保健 :何ヵ月で何ができるようになる等
子供の食と栄養 :栄養素とその特徴
保育実習理論 :楽典(解き方を暗記)、絵本の作者等
ギリギリ合格できるか、できないかは、上記のようなことをうろ覚えではなく、完璧に暗記できているかということで決まる気がします。(各科目の内、2、3割はテキストに載っていない問題が出て、対策がかなり難しいため)
次は、上記の反省をもとにおすすめの勉強プランをお伝えします。
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