今から思えば、中学高校時代、私は定期テストマニアみたいなやつでした。
とにかく学校のテストで順位を上げることに燃えていました。
お陰で高校入試は推薦合格、大学入試は推薦を受ける気がなかったにも関わらず常に学年トップに名を連ねることができました。これは自慢であることは認めます。認めますが、そのためにかなりの時間と精神力を費やしたのも事実。。。
そんな私は大学卒業後、塾に就職してたくさんの生徒さんの定期テスト対策を指導し、さらに成功データを集めました。
それが下記の手順です。先に伝えておきます。そりゃこれだけやれば結果は出るでしょうけど、大変じゃん。(ノ_・、)楽な方法を探している方は別サイトでさがして見てくださいませ。。。
日々の習慣・通常時
日々の習慣
朝早く起きて、30分~1時間前日の復習を必ずやっていました。これはテスト勉強中も続けます。(復習は夜でも良いのですが、次の日までに復習することで、長期記憶になりやすくなります。)
通常時のテスト対策
テスト前でないときから勝負は始まっています。
1、英数国 実力アップ
2、テスト対策のしやすい授業の受け方
※こちらの詳細は別途書きました。
【定期テスト】学校の授業の受け方、予習・復習
準備するもの
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- テスト範囲表
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- 学校の教科書
- 学校の問題集、ノート、プリント等
- 市販の問題集
- テスト勉強用のノート、付箋、マーカー等
テスト3週間前~2週間前
はい、まだ範囲が発表されていません。でも、前のテストの範囲の続きから次の範囲は始まるはず。そこから今学習している範囲までを勉強しておけばよいのてす。
※英数国は通常の勉強を続けてください。特に予習はできれば先の範囲まで進めて、貯金を作っておいて2週間前からはテスト勉強に集中します。
1、理科の範囲をインプット
学校の問題集があればそれを解きます。なければ、市販の問題集(教科書準拠のものが使いやすいです。)
解く時間と、調べたり理解したりする時間をハッキリ分けます。
①解く時間
②間違い直し&調べる&インプットの時間
・ここからは、時間を計りません。
※塾に通っている場合は、理解や計算の必要な問題を重点的に対策してとらえるよう、先生に頼んでみましょう。(気の利いた先生であれば、当然対策されるものだとは思いますが、「暗記すればすむところは自分でやるので、自力で難しいところを扱って欲しい」と強調しておいたほうが確実だと思われます。)
私の経験では、さすがに3日くらい続けて復習すると、9割くらいはできるようになり、そのうち8割くらいは1~2週間後も忘れなくなります。
2、社会の範囲をインプット
教科書の穴埋め問題集か、一問一答問題集を用意します。
テスト2週間前~1週間前
この辺で範囲が発表されますので、まだ手をつけていない範囲を優先的に終わらせましょう。
1、英数国のテスト範囲を復習
英語
教科書の暗記に徹します。
普段から勉強しているので、覚えていないものをチェックし、印を付けておきましょう。
文法 学校のテキストがあれば猛スピードでおわらましょう。(普段から実力をつけていれば文法はあまり問題ないと思われます。)
数学
こちらも、普段から実力をつけていれば、学校の問題集は、基本~標準問題くらいまでは大体解けるのではないでしょうか。
※印の問題に絞る、奇数だけ解く等して一周目を完了
間違えた問題は、①で抜かした問題の中から類題を解きます。
標準問題や発展問題は問題数が少ない場合があります。皆と差をつけたい場合は別の問題集等で類題を探して訓練しましょう。
国語
範囲の決まっている定期テストに関しては、国語も暗記だと思って取り組みましょう。
※実力問題が多い場合は、普段から実力をつけておく必要があります。
勉強方法は英語と同じです。一周目は、何も見ないで覚えているかさらっと確認し、できていないところを探します。
・単語の意味を覚える。
・現代語訳できるようにする。
・文法事項を復習する。(文法書、教科書の文章中の文法)※公立中学では本格的には学習しません。
・構文を覚える。
・日本語訳できるようにする。
・書き下し文が書けるようにする。
・返り点をつけられるようにする。
・漢字を覚える(これは書いて視覚で覚えた方が良いです。)
・国文法(中学生)
・読解は、範囲の文章とノートをさらっと読み、出題されそうな所に付箋をしておきましょう。
2、理科社会の範囲のインプット(上記の続き)
テスト期間前 最後から2番目の土日
ここまでに範囲は一周しましょう。
1、技能教科の範囲をさらっと一周
前日に勉強する人が多いですよね。受験に出ないなら長期記憶に入れる必要ないですし。
しかし、これも確実に得点したいのなら、この辺りで下記を確認するためにも一回範囲の教材を読んでおきましょう。
・どのくらいの範囲で、暗記にどれくらいかかりそうか。
・理解が難しい箇所や、ここは絶対出そう!と確信する所には付箋やマーカーなどで印をつけておくと直前の勉強がスムーズです。
2、苦手分野の強化
この時点でテスト範囲が一旦完了しているあなた。
→学年トップへのステップを確実に踏んでいます❗️
さらに皆と差をつけるべく、苦手な分野の類題を解いたり、
学校のプリントやノートでさらに漏れがないか確認したりするとよいと思います。
※このブログの通りに全部やろうとすると、範囲が終わらなくなってしまうかもしれません。その場合は範囲を終わらせることが最優先ですので、強化したい科目だけ取り入れてみるなど、調整してみてください!上手く行っている科目は自分のやり方で間違いない!
1週間前~最後の土日
範囲が終了していたら。。。
猛スピードで2週目の復習です。そろそろ、「あー、またここかよ」と思い始めていることでしょう。そうなったら、大体定着していたりします。
間違えた印がたくさんついている問題や用語がありますよね。
それです、前日までにそれを集めるために繰り返しやっているのです。
各科目のテスト前日
·間違えた回数が多いものから優先的に復習。テストは明日です。明日まで覚えてればいいんです!
どうしても覚えられない用語は、無理やり語呂合わせを作って覚えましょう。
どうしても理解できない問題は、解法を丸暗記するか、捨ててしまうかです。前日になって分からないことを理解しようとして時間を使うのはやめましょう。(すぐに教えてくれる人がいるなら、聞いてみても良いと思います)
·技能科目は範囲全体を流す
·最後の悪あがき
当日
どうしても覚えられなかった箇所
最後の最後の悪あがき
高校生のときに、当日教室で勉強していたところがいつも必ずテストに出題されたため、ヤマが当たる人ということで知られ、テスト当日には良く友達が来て、どこが出題するか聞かれました。笑
まとめ
- テスト前日、当日に何を勉強するべきかを常に考えてテスト勉強しよう。
- 一つに時間をかけるのではなく、繰り返すことに時間を割こう。
- 飽きないように五感をフル活用して勉強しよう。
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