OAスキルって何?
当ブログでは、主にPCやシステムを操る能力を指すと考えます。
もちろん、職場や業務内容、役割によって使うシステムは異なりますので、どんなスキルが高いと評価が高いのかも変わるのは確かです。
しかし、OA機器は大体どこでも似たような使い方なので、どこにでも通用するスキルもあります。そういった汎用性の高いOAスキルをつけていくと良いでしょう。
何のためにOAスキルを向上させるの?
まずは、日々の業務を早く正確にこなすためです。誰にでもルーティンの事務業務はあると思いますが、ここを早く正確に完了すれば、その分クリエイティブな仕事や関係者とのコミュニケーションの時間を増やすことができ、成果に結びつきやすくなります。
また、転職する際には、OAスキルが一つの指標になっていることがあります。特に事務職や管理部門の場合は正社員、非正規雇用問わずかなり重要な指標となります。
管理部門・事務職で有利になるOAスキル
それでは、いったいどんなスキルを上げていけばよいのでしょうか。下記に良く使うOAスキルとその重要度、用途を記載しましたので参考にしてください。
タイピング
頻度:★★★ 難易度:★全てに必要なスキルです。
タッチタイピングができるようになると、すべての仕事が速くなりますので訓練しておくことをお勧めします。(正しい打ち方さえ身についていれば、実際の業務で練習できます。)
Microsoft Officeアプリ
Word 頻度:★★★ 難易度: ★★
使い道:各種のお客様用文書(案内文、契約書、マニュアル等)、議事録、封筒やはがきなどの宛名などなど・・・
文章を書くだけなら誰でも簡単に使えるので、できて当たり前だと思われています。
しかし、正式文書はWordで作成されることも多く、美しい書面を作成するレベルまでいくには、ワードの機能をしっかり勉強する必要があるのがWordの奥深いところです。
差し込み印刷や校閲機能等が使えるとレベルが高いとみなされます。
Excel 頻度:★★★ 難易度: ★★★
使い道:各種社内管理ツール(集計表、業務管理ツール、マニュアル等)、各種の表や申込書などなど・・・
かなり機能が多く、数式やマクロまで極めれば業務システム的な機能を果たすこともできます。就職活動などの条件にある「OAスキル」を計る指標としてExcelスキルが目安になることが非常に多いです。
Excelスキルはやればやるほどついていきますので、効果も見えやすいでしょう。
PowerPoint 頻度:★★ 難易度: ★★★
使い道:社内外の企画書、プレゼン等のスライドショー、マニュアル
非常にわかりやすい機能で、誰でも簡単に図入りの資料を作成することができます。特にプレゼンの機会の多い仕事(もしくはプレゼンする職員のサポート業務)の場合は、スライドショーを使ってのアニメーション等が入ったプレゼン資料作成や当日のデモを操作することも求められます。
資料作りはデザインスキルも必要になるため、個人差が現れやすいです。また、PowerPoint必須の職場(業務)と全く使わない職場(業務)があります。
Outlook 頻度:★★★ 難易度: ★
使い道:メール、スケジュール調整、タスク管理など
メールは必須のスキルです。誰でも簡単に作成することができますが、その質には差が現れます。円滑なコミュニケーションを行うためには、素早く返信するスピードも大切ですし、文章力も必要となります。
業務外での訓練は難しく、普段の業務でその職場のやり方に慣れることが大切です。
outlookには他に、スケジュール管理やタスク管理があります。意外と重要なのがスケジュール管理で、社内の大人数を集めての会議予約などもあります。使い方を調べておくと良いです。
上記を加工したり出力したりするツール
画像処理・ファイルの変換など 頻度:★ 難易度: ★
良く使う処理に下記のようなものがあります。
- ExcelやWordのファイルをPDF化する。
- 画像のトリミング、サイズ変更、ExcelやWordに張り付けて整える。
- ファイルをZIP化、PWをかけてメールに添付する。
- 画面のキャプチャを取って、それに書きこみをして画像化する。
- URLのリンクを貼る。
大体は、その機能や使い方を知っているか知らないかで難しくはありません。常に色々な機能を調べたり人から盗んだりして情報入手する心掛けが大切かもしれません。
コピー・印刷・ファックス 頻度:★★★ 難易度: ★
当たり前の機能なのですが、コピー機や複合機も日々進化しているため、職場によって異なったり、途中で新しくなったりします。
大体は説明書やメーカーHPなどで使い方は調べられます。
その他
フォルダの使い方 頻度:★★★ 難易度: ★
これもちょっとしたことなのですが、各種フォルダへの格納の仕方が自己流だったりすると、関係者の業務がやりづらくなったりすることもあります。
一般的な格納のルール等を把握しておくと良いでしょう。
業務システム 頻度:★★★ 難易度: ★ ★
会社で使っている業務システムの使い方には精通しておいた方が良いでしょう。
大体、マニュアルが整備されているはずなので頭に入れておきましょう。
まとめ
上記の内容を表にまとめてみました。(独断と偏見での採点です。ご了承ください。)
頻度 | 難易度 | |
タイピング | ★★★ | ★ |
Word | ★★★ | ★★ |
Excel | ★★★ | ★★★★ |
PowerPoint | ★★ | ★★★ |
Outlook | ★★★ | ★ |
画像処理・ファイルの変換 | ★ | ★ |
コピー・印刷・ファックス | ★★★ | ★ |
フォルダの使い方 | ★★★ | ★ |
業務システム | ★★★ | ★★ |
こうやって表にしてみると、Microsoft OfficeのExcel・Word・PowerPointは頻度と難易度が他に比べて高めなので、スキルUPが重要になるとわかります
これから、これらの勉強手順や勉強方法などをお伝えしていきます。