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【中学受験】小3・小4から塾に通わないといけないの?子供や家計の負担を減らす方法

中学受験の自習、家庭学習

今回は、中学受験のために小3、小4からガッツリ受験勉強するのは子供や家計の負担が大きすぎると感じている方向けの記事を書きました。今現在、問題なく塾に通われている方はスルーしてください。。。

そもそも、中学受験のために塾に通うべきなのか

これは、イエスです。
もちろん、家庭学習だけで受かる子がいるのも知っています。でも、下記のような理由でかなり不利になるため、できるだけ通ったほうが良いです。

受験の情報量

説明会や行事の予定、受験日程や出題内容の変更をタイムリーに把握する必要があります。また、ベストな受験スケジュールを組むためには、さまざまなデータや受験情報が必要で、それを調べるだけでも骨の折れる作業となります。

指導ノウハウ・教材

小学校では習わない内容が多く出題される中学受験。頭のいい子供でも、独学で正しく理解するのは至難の技です。また、市販の教材を自分で選定するには受験問題の傾向等も知っている必要があります。各教科一冊ずつだけでは内容・量ともに足りず、いくつかの教材を組み合わせてその中から問題を選定するのがベストでしょう。

視点の客観性

「わかる」と「できる」の間にはギャップがあり、教えた時は分かっているようなのに、テストになると問題が解けない、ということは良くあります。模試だけでなく、日頃からテストを行い客観的なデータに基づいて勉強の仕方を見直していくことが必要です。我が子以外のデータが多数そろっている塾は強いでしょう。

サポーターの数

子供だけでなく、保護者も常に不安なことや悩みを抱えがちな中学受験。
多数のサポーターに囲まれた方が、子供も心強く感じるでしょうし、何より保護者の悩み相談に乗ってくれる人がいる、というのは大きな力になります。

実際、塾に通わずに高校受験、大学受験する例にくらべて、中学受験の例は非常に少ないです。(だから、成功すると本になるなど伝説扱いされます。)

中学受験は小学校の指導要領外の出題が多いため、塾に通うか否かの差が大きくなります。加えて、子供か小学生なのでまだ自分でできることも少ないです。

受験関連を家庭だけでやるとなると、保護者が上記の全てを担当することになるため、なかなか現実的に難しいのです。

子供や家計の負担を減らす方法

塾業界を離れた今だからこそ言えるのですが、昨今の中学受験はいささか子供や家計の負担が大きすぎると感じています。背景には少子化の影響があると考えられます。塾はその分子供一人の単価を増やそうという動きにならざるを得ないのでしょう。

小3や小4から塾に通う生活が始まるのが王道となったのは大人の事象も絡んでいると感じています。

子供や家計の負担を減らして、かつ中学受験に成功する方法として思い付くものをあげてみました。「王道」からは逸れた方法ですが、成功例をベースにしているのでご参照ください。

一覧

子供 家計 備考
小5から個別塾、家庭教師 遅いスタートで負担減 どちらとも言えない 授業単価は集団より高め
小5から集団塾 どちらとも言えない 負担減 付いていけないと悲惨
やさしめ志望校 負担減 負担減 気に入った学校があれば
公立中高一貫 どちらとも言えない どちらとも言えない 入試への向き不向きがある
2科目受験 負担減 負担減 受験可能校が少ない
特殊枠 負担減 負担減 特別な入試を受ける条件が揃っていれば

小5から中学受験の勉強を始める

個別塾では毎年、子供が急に受験すると言い出したといって、小5から駆け込む生徒が多く、受験勉強のスタートとして特に遅すぎるとは感じなかったです。

個別指導、家庭教師

生徒ごとにカリキュラムを組むため、遅いスタートが可能になりますが、それなりのレベルの学校を受けるには相当の勉強量は必要です。

年間の費用が高くなる場合が多いですが、受験生活が短くなる分トータルは抑えられるかもしれません。志望校はやさしめに絞り、授業数を減らすか、講師の質を下げるかどちらかにして費用を安く抑える方法もあります。(もちろん、小学校の勉強が身についている場合に限ります。)

集団指導

費用は2年分ですみますし、集団塾の豊富な情報量等も手に入れることができます。

小4までに一旦基礎が終了している場合が多いため、途中から入るのはかなりきついですが、こちらも一定の成功者がいます。ついていけないと、「やさしめ」の学校さえ入れない可能性も出てきますので、手厚い個別フォローがある塾がよいでしょう。

志望校をやさしめの学校に絞る

「やさしめ」という表現はあいまいですが、ここでは中学受験の偏差値表の下の方をイメージしてください。
◆全国中学入試センター模擬試験偏差値一覧◆
◆首都圏模試偏差値一覧◆

よく、偏差値の低い学校は入っても意味がないという意見を耳にしますが、高校入試で入る時の難易度や公立高校と比較した大学への現役合格率等も是非調べてみてください。入学してからの6年間の子供の伸びも考慮すれば、「やさしめ」の学校にも魅力を感じるかもしれません。

また、中学受験で「合格」するためには、中学受験特有の勉強が不要な学校はほとんどありません。偏差値が最下位の学校であっても、小学校の成績が良いだけでは相当厳しいでしょう。

「中学受験の基礎」は子供の独学では難しい内容もあり、特に算数を教える人が必要です。信頼できる個別指導塾か家庭教師を見つけて、独学では難しい単元を教えてもらうか、保護者が教える。

またプロに勉強の仕方を指導してもらい、独学でできるところは独学でやる。私の指導した中にもそんな方法で小6から塾に通って合格を勝ち取った生徒達もいました。

公立中高一貫校

公立中高一貫校の入試は「思考力」や「記述力」を重視する問題になっていて、一般的な私立入試とは問題の傾向が異なります。子供が学力が高く、入試問題との相性がよければ小5からでもチャンスがあります。塾により中高一貫校対策クラスというものが用意されていますので利用すると良いでしょう。

ただ、学校数も受験日数も少なく偏差値も低くはなく、大変狭き門になっています。加えて、問題の傾向が違うため、中高一貫校用の勉強だけだと「つぶし」が利きません。抑えの学校を受ける場合には、別途勉強する必要が出てくるでしょう。

2科目受験

学習量、費用の負担はともに軽減されます。2科クラス等を利用しましょう。

ただ、2科目で受験できる学校が限られます。また算国は、暗記すれば良い理社と違い処理能力が問われるため、習得に時間がかかる点と本番のコンディションに左右されやすい点に注意が必要です。

2科目で小4くらいから始めておいて、必要になった段階で理社を始めるのも一つの作戦だと思います。

特殊な受験を利用する

帰国枠等、私立は様々な特殊枠を用意してある場合があります。

例えば帰国枠で言えば、帰国して何年以内、何年以上滞在など条件が決められています。また、多くは英語の入試がありますが、勉強する材料が少ないため勉強しづらいかもしれません。

保護者が教師・管理者となる

塾には通わず家庭で!というケースもあると思います。私の生徒では、ずっとお母さんが指導されていて、6年の夏ごろから週1~2コマで個別指導を受講し始めたケースもありました。(情報とノウハウが欲しいとおっしゃっていました。)

私の考えでは、塾や家庭教師なしで中学受験に成功するケースには特徴があります。それは子供の学力が高く自学ができることに加えて、指導する保護者が教えることやPDCAを回したりするのが大好きな気質であるということです。

家庭での指導中心でいこう、という読者の方がいましたら、伝説本(独学で中学受験に成功した例)を読んでみることをお勧めします。こちら「bits自学研究所」も、自学のPDCAに必要な内容をそろえていきますので、ぜひ参考にして下さい。

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