【今、ベラルーシに住んでます】私が外国語、そしてロシア語に目覚めたきっかけ

留学

自己紹介

 はじめまして。私は、金淑美(キム・スクミ)といいます。日本人の両親を持つ、茨城生まれの茨城育ちで、現在は、旧ソ連のベラルーシの首都、ミンスクに住んでいます。

どうして名前が韓国風なんだろう、ベラルーシってどこ、と疑問を持った人も多いかもしれません。それについては、のちのちお話していきますね。 

外国語に興味を持った

 私が外国に興味を持ったのは、小学校高学年のころに読んだ血液型占いの本がきっかけでした。血液型別にぴったりな職業を紹介したページを見ると、A型に合ういくつかの職業の中に、通訳という文字がありました。

外国語を使って仕事をするらしいその職業が、ものすごく魅力的でカッコよく感じたんですよね。その時、将来は通訳になる、と心に決めました。

 当時私にとって外国語といえば、英語。よし、英語をがんばろう。公立中学卒業後、英語の授業の多い私立のミッション系の高校に進学しました。

目覚めたのはロシア語

そんな中、高校1年の冬休みにあるテレビ番組を観てた時のことでした。何やら聞き慣れない外国語が耳に飛び込んでくるじゃありませんか。滑らかで、心地よくて、なんてきれいな音なんだろう。それが、ロシア語でした。

 それまでロシアと聞いてイメージすることといえば、寒い、広い、そして、正直なんだか怖い国(笑)、というものでした。

なので、ロシア語を初めて耳にした時、いい意味で軽いショックを受けたのを覚えています。自分の中にあったロシアに対するマイナスのイメージが、一気に解け始めるのを感じました。

それから、ロシアに対する興味がどんどん沸いてきて、ロシアの音楽を聴いたり、ロシア語を独学で勉強しはじめたりしました。そして、大学ではロシア語を専攻したいと思うようになりました。

今でも、もしあの時、あの番組を観ていなかったら、私にとってロシアという国は見知らぬ遠い国のままであったかもしれません。そう考えると、縁っていうのは不思議なものだなって感じぜずにはいられません。

大学時代にロシア留学

 大学ではロシア語学科に進学し、大学3年生20歳の時に、念願のロシア留学に旅立ちました。ロシアの首都、モスクワでの1年間の留学は私を大きく成長させてくれました。

「どうしてロシア語を勉強しようと思ったんですか。」

 「どうしてロシア語を勉強しようと思ったんですか。」

今でもよく聞かれる質問です。そんな時、私は決まってこう答えます。

 「ロシア語の響きに惹かれたんです。」

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