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【アウトプット②】塾で教わる選択問題の解き方(例題つき)

自学のノウハウ

アウトプットにもコツがあり、受験塾では必ず解き方を教えます。今回は様々な問題の種類のうち、もっともよく出題される「選択問題」の解き方についてお伝えします。

解法

消去法

例題 PDCAサイクルとはそれぞれ何の頭文字を取ったものか。下の1,2,3,4の中から正しい組み合わせを選びなさい。

P D C A
1 plan do check act
2 put do chocolate actor
3 put donut cheat act
4 plan day check actor
⇒答えはこちらをクリック
答えは1です。おめでとうございます!(笑)PDCAは有名なので簡単すぎたかもしれませんね。

本題は「解き方」です。
最初に Pで比較して 、例えば「Pってplanだっけ?putだっけ?」と迷ったとします。
迷ったら次に Dで比較します 。すると「donutってドーナツじゃん。違うじゃん。」となり、3が消えます。
次に Cを見て 、「chocolateはチョコレートだから絶対違う!」となり、2が消えます。

すると、 残った1と4の2択 になります。ちなみにactorは俳優,cheatはカンニングです。

明記されていないものは選ばない

例題こちらのサイト「bits自学研究所」のカテゴリー「自学のノウハウ」に述べられていることについて、次の中から正しいものを1つ選びなさい。

1、スクールや塾にはどんな場合でも通わない方がよい

2、インプットとアウトプットではインプットの方が重要である

3、計画には、長期計画と中期計画、短期計画がある。

4、忘却曲線は、一度覚えても一週間経つと全部忘れてしまうことを示している。

5、目標を立てるときは、何のためにその目標にするのか、できるだけ掘り下げておくようにする。

⇒答えはこちらをクリック
この問題を解くために読む必要はありませんよ!あくまで解き方の例です。

1、戦略③スクール・教材の選び方~YesNoチャートであなたに合う方法をアドバイスにスクールの話は書きましたが、どれをやらない方が良いという意見は述べられていません。
ちなみに当ブログは自学を応援していますが、塾やスクールに頼ることには全く反対していません!

注意すべき「ワード」

「いつも」「常に」「絶対」「どんな場合でも」「すべて」
「~だけ」「~のみ」「~しかない」
以上のような言葉がつくと、「間違い」になることが多いので注目しましょう。

2、戦略③スクール・教材の選び方~YesNoチャートであなたに合う方法をアドバイス
計画①長期計画の立て方と参考書・問題集の使い方にインプット型とアウトプット型の計画を紹介していますが、これもどちらが大事とは明確には書いていません。

ただニュアンスとして、インプットが終わってなかったらインプット優先!みたいな伝え方はしていますね。こういう選択肢は非常に迷うところなので、?マークでもつけておきましょう。

3、ははは、「中期計画」ってあってもおかしくないですよねえ。ただ、当ブログでは、長期計画と短期計画の2つしか紹介していません。計画①長期計画の立て方と参考書・問題集の使い方

4、【インプット①】記憶定着のポイント(短期記憶、長期記憶、忘却曲線)の初めの方にグラフがありますね。たしかに、これを見ると7日目までにほとんど忘れてしまっているグラフもあります。しかし、「全部」ということばは怪しい。

もう一度グラフを読むと、0にはなっていません。(実際の実験でも20%台です)

5、はどうですか?
後回しにした2、と比較するとどっちが正解っぽいですか?
「5は読んだような気がする・・・」「2は重要って言いすぎなんじゃ・・・」

そうです、「言い過ぎ」は注意。どっちがよいとあまりにも断定的なものは非常に怪しいと思ってよいです。対して、5は当たり障りのないことが書いてあります。こういう場合は5を選んでおいた方が正解率は上がるでしょう。

というわけで、はい、 答えはです。 正解した方、ブログをよく読んでくださり、ありがとうございます!(#^.^#)

設問で問われていることを要確認

例題当ブログの記事「自分で勉強するための戦略①―自学タイプ診断で自己分析!」自己分析についての記述で間違っているものを選びなさい。

1、「エジソンタイプ」は、経験・具体例を集めてるうちに自分の中で理論が出来上がり、「分かった、できた」となるタイプである。

2、「アインシュタインタイプ」には、最初にテキストを選ぶときは根本的な仕組みや本質がしっかりまとまっているものがおすすめである。

3、「アウトプット型」の計画は、過去問や問題集でどんどんアウトプットしながら苦手を潰していく方法である。

⇒答えはこちらをクリック
3つとも、「自学のノウハウ」カテゴリーの記事にほぼそのままかいてあります。
しかし、設問を見てください。「自己分析について」と書いてありますね。

3、の話は「計画」についてです。「自己分析」ではないので 答えは3です。  自分で勉強するための戦略①―自学タイプ診断で自己分析!

まとめ

選択問題の解き方について全体を通して言えるのは、「自分の思い込みで解かない」「1字1句丁寧に読む」ということです。実力UPのためには、はじめは時間がかかってもよいので、設問の言葉一つ一つ、選択肢の言葉1つ1つをゆっくり照らし合わせ、「自信をもって〇」「自信をもって×」「どっちかわからない?」というように、書きこみをして練習してみてください。

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