私は、フルタイムの正社員、という働き方から離れても生き生きと働くためには、「自分のスキルで生きていく」というスタンスが大切だと考えました。
今回は、私が調べたり経験したりした範囲で、時短の求人が多い職業につける資格、派遣社員として途切れずに仕事し続けられる、スキルを証明できる資格を選んでご紹介します。
職業に直結する資格
保育士
ご存じの通り、保育士不足が叫ばれる今、引く手あまたな保育士。
保育園も労務環境をよくしたりして、人材確保に必死。子育て中等の時短の方、ご高齢の方も含めた柔軟なシフトになってる場合も多いです。
下記の資格達に比べると、覚えることがとにかく多くて合格は楽ではないですが、特別なスキルや難しい計算が必要なわけではないため、勉強のハードルは低めです。
子供とかかわる仕事がしたいなら、おすすめです。国家資格ですし。
詳しくはこちら派遣や事務職で働くために持っておくと良い資格
派遣の場合の求人を調べてみると、正社員の求人よりも、資格やスキルが明確である場合が多いです。
下記は私が調べたり経験した範囲で、持ってることで時給が高い仕事につきやすかったり、求人自体が多くよい条件の求人を選びやすかったりすると思われる資格です。
簿記
経理部門で働く場合
経理部門で働くなら3級までは持っているのが当たり前、2級まで持っていると良いでしょう。
部門の庶務として働く場合
私は経理部門で働いたことはないのですが、庶務業務をやるなら、部門の会計処理等を担当することは非常に多いです。
簿記を取得していないときは、用語なども全く分からず、ただ前回のを参考に処理することしかできませんでした。
簿記3級を取得したあとは、会計処理の流れや用語の意味が分かるため、ある程度確信をもって業務ができるし、不明点があっても「質問の仕方」が分かります。(何事も、全くわからない時って何を質問すればよいかもわからないですよね・・・)
詳しくはこちらTOEIC
派遣の求人を見ると、例えばこんなスキルを求める求人は時給が高めです。
- TOEIC600点~700点以上の事務職(全般)
- 英文経理
- 英語の文書やメールを扱う営業事務
その他、「英語に抵抗のない方」という求人も結構あります。英語に苦手意識の強い人が多いんですよね・・・
だから、「英語に抵抗のない方」は是非TOEICを勉強して、できる証拠を見せましょう。(500点くらいの求人もありますよ!)
BATIC(英文経理)
という訳で、上記の2つの両刀、英語のできる経理というのを証明してくれる資格もあります!それがBATICです。
結構マイナーですが、簿記と同じ商工会議所が作成している立派な資格です。
(マイナーなので、求人の条件には書かれていません。顔合わせの際に、必ずどんな資格か尋ねられます。)
ITパスポート
IT業界には事務職・簡単なヘルプデスクでも高時給の仕事が結構多いです。
これもあまり求人の条件としては書かれていませんが、IT業界って資格を非常に重視する業界なんです。
IT業界やIT部門の方々はIPAという機構の資格を取得することが義務付けられていたりすることが多く、ITパスポートはIPAの資格の一番下のレベルです。
なので、「よくITパスポートを持ってるなら大丈夫でしょう」、みたいなことを言われます。
詳しくはこちらMicrosoft Office Specialist(MOS)
派遣の事務職の求人には、OAスキルの条件として良く特定のエクセル関数等のスキルが書かれていることも多いです。(VLOOKUPとかIF関数とか…)
MOSは、そんな一定レベルのOAスキルを証明してくれる資格です。
これも、そこまで有名な資格ではなく、あまり求人条件としては書かれていませんが、OAスキルに自信がなければ、MOSを勉強することで、網羅的にスキルを身につけることができるのでお勧めです。
詳しくはこちらちなみに、私の場合・・・
ITパスポート
未経験のIT業界に転職するために取った資格。30台未経験転職は難航したものの、後に派遣で仕事に付くために資格の取得がプラスに作用しました。
簿記3級
きっかけは、以前所属していた会社の評価基準に入っていたため取得。ですが、派遣の庶務として部門の会計処理も担当しているので、結構役にたっていて、事務職の教養として学んでおいて正解でした。
保育士
自分のやりたいことを実現させるために、あえて正社員でない道を選んだ私。身分が不安定なため、いざと言うときのために職にあぶれない資格として保育士を取得。
未だに資格を利用はできていないのですが、いざという時のリスクヘッジとして、効果は抜群です(精神的にも)。