【閲覧くださっている皆様へ】URLが変わりました。一部転送が完了していない内部リンク先があります。「404 Not Found お探しのページは見つかりませんでした。」という表示になる場合は、"https://bits-lifestyle.com/jigaku-study/●●"から、"https://study.bits-lifestyle.com/●●"へ書き換えてアクセスくださいますよう、お願いいたします。ご迷惑をおかけいたします。

 
スポンサーリンク

ケアレスミスを減らす方法(勉強、仕事上の改善方法)

自学のノウハウ

ケアレスミスについては私も長年悩んできて、大人になっても減らすための努力を続けてきました。今回はケアレスミスをどうしたら減らせるのか、について私のやってきたことや考えていることを洗いざらいお話ししていきます。自分の欠点についてを書くのは恥ずかしいのですが、同じことに悩む皆さんの参考になれば幸いです。

私の経験談の箇所はこのように青い背景色になっています。結論だけ読みたい方は、青の部分は読み飛ばしていただければと思います。

ケアレスミスの原因

1、性格・性質

ケアレスミスが多い人間には、下記のような特徴があります。

  • 集中できるまでに時間がかかる
  • 一旦集中してしまうと周りが見えなくなる
  • 面倒くさがり屋
  • 思い込みが激しい
まさに私はこんな性格です。例えばテストを解き始めると色々なことが気になって気が散る、一旦問題を解き始めると他のことに関心が行かなくなる、見直しが面倒に感じるのもそんな背景があります。

2、ケアレスミスを本気で克服しようとは(まだ)思っていない

ケアレスミスをしても「ただのケアレスミス」だと軽視して、相当痛い目に合わないと深刻に受け止めることは難しいです。

3、ケアレスミスを防ぐ方法が身についていない

上記のように、個人の性格や性質に多くの原因があるため、改善しようとしても大変苦労します。正しい方法が分からないので、「見直ししろ」と言われて見直ししても、重要なところを見落としてしまいます。

私で言えば、社会人になってからもケアレスミスがなかなか克服できずに大失敗をやらかすことも多かったです。でも事務職をやることになり「絶対に」克服するしかなくなりました。どうしたらミスが減らせるか日々試行錯誤するようになり、今では「事務職」らしくなりました(笑)。人格まで変わった気がします。職場でだけですが、慎重な性格に。昔の私を知る人は驚くと思います。

ケアレスミスを減らす方法

結構根が深いケアレスミス。でも、本気で克服しようとすれば解決策はあるものです

1、意識改革

上記のように、痛い目を見ないと難しいかもしれません。自分で気づかないのであれば周りが、ケアレスミスでどれだけ損をしているか、繰り返し伝えるしかありません。テストでケアレスミスが多いのであれば、毎回一緒に間違い分析をしてケアレスミスがなければ何点+になっていたかを確認するのが一つの方法です。

テストの間違い分析については、こちらに詳しく書きました

私は幼いころから忘れ物が非常に多く、たぶん毎日していました。ただ、小学生までは忘れ物をどうにかしようと思った記憶はないですね。(苦笑)忘れ物をしたら、別のクラスの友達に借りれば良い、という発想だったという覚えがあります。
中学生になってテストが難しくなり、順位も出るようになるとケアレスミスが気になるようになってきました。良く、テストの失点のうちケアレスミスによるものが何点くらいあったのかを計算していた覚えがあります。ただし、具体的改善に向けて何かした記憶はありません。
具体的に改善策を講じ始めたのは高校生になってからです。ある程度効果はありました。ただ、基本的な作業力が弱かったため、満足いく結果にはなりませんでしたが。

2、スピードを上げる

ケアレスミスが多いから見直ししよう、と言っても、作業自体(問題を解く、資料を作成するなど)が遅い場合、見直しする時間すら取れません。まずは読み書き計算のような基礎力を上げることで作業力を上げて行きます。

ただし、意外と基礎力向上には時間がかかります。 低年齢であれば訓練の効果は出やすいでしょう。子どもには是非是非「読み書き計算」は良く訓練してください。大人になれば、文明の利器に頼るしかありません。(おそらく大人でも訓練すれば能力向上できるはずですが。

計算力

自分を例に出しますと、私は繰り下がりの計算を習った時から、なぜか指で計算する癖がついてしまっていました。これでは計算スピードは一向に上がりません。それに気づいたのは受験勉強に悩まされた高校生の時でした。その時小2の計算ドリルをやり始めたのですが、小2レベルをやっている自分が恥ずかしくなってしまい、何週間かでやめてしまいました。

という訳で、低年齢のうちから計算力はつけておくことを強く勧めます。基礎計算は、覚えてしまうのが近道です。掛け算は九九を覚えているので早く計算できますね。それと同じように、繰り上がり、繰り下がりまでは少なくも覚えてしまう。そこができれば、今度は暗算です。暗算できるまで繰り返し、2桁、3桁…と増やしていきます。

そして、毎日毎日、時間を計って基礎計算を繰り返し訓練します。その中で、いつも苦手な計算が判明したら、その計算を重点的に練習しましょう。

大人になったら、エクセル関数という文明の利器があります。エクセル関数を使えるようになり作業が速くなると、その分見直しに時間を割くことができ、ケアレスミスを減らすことができるのです。さらに、エクセルマクロを覚えると作業を自動でやれるようになりさらに複雑な作業でもミスは減らせます。

読む力

テストを解くスピードを上げるためには、上記の計算力とともに読解力が必要です。ただ、読解力といっても「段階」がありますので、自分はどの段階に当てはまるかチェックしてみてください。

①文章を目で追う

現代人は日常で文章を読む機会、特に縦書きは触れる機会が減ってきています。国語で苦労する子供が増えてきていますが、文章をよんでいる姿を観察していると目でなく顔を動かしていたりします。

昔ながらの音読も効果的ですが、「速読」をやってみるのもおすすめです。速読は、文章を目で追うスピードを鍛えるものです。子どもには、ゲーム感覚でできるようなものが楽しくできて良いでしょう。
➁文章を読みながらイメージを膨らませる

文章を目で追うことができても内容が頭に入っていないことが多い。これも訓練で克服することができます。

文章を目で追いながら、必ず頭の中で「映像化」するようにしていきます。できれば、自分の興味のある題材に関する本を楽しみながら読む習慣をつけたいものです。

➂要約する

文章を読んだらできるだけ短い文で、「あらすじ」「筆者の意見」をまとめます。

他人の言いたいこと、自分の言いたいことを簡潔にまとめる能力が身につくと、社会に出てからも仕事が速くできる人になれます。これは一種のコミュニケーション力でもありますね。

書く力

まずは、字をたくさん書いて、速くきれいな字が書けるように練習します。(字をきれいに書くにも腕の筋力が必要です)

次に、単語 → 文 → 段落 → 文章と練習していきます。長くなればなるほど、上の「要約」する力も必要になります。

書く力は大人になると、「タイピング」に置き換えられる部分が大きいです。タイピングという基礎力が身につくと、仕事全体が速くなります。大学生以上の方にはタッチタイピングをお勧めします。

3、ミスをするたびに改善方法を考える

上記の「基礎力」を身につけるには時間がかかります。並行して、今すぐできる対処方法を工夫していきましょう。

例えば、間違いノートを作るのはおすすめです。ケアレスミスをしたら、必ずそれをノートに書き、原因を考えます。そして、その原因をつぶすための対処方法を考えます。

例)選択問題で「間違っているもの」を選ぶ問題なのに、「合っているもの」を選んでしまた。←原因:いつも通り「合っている」ものを選ぶと思い込んでしまった。

→対処法:選択問題が出てきたら、「合っている問題」か「間違っている問題」かが書かれている箇所に線を引く

4、作業とチェックの時間を分ける

これは始めに書いた、「なかなか集中できないけど一旦集中すると周りが見えなくなる」という性質への対処方法です。

上で書いたように作業するスピードをつけて(それには基礎学力や文明の利器を使いこなす力が必要です)、まずは集中して作業を猛スピードで終わらせます。テストで言えば、見直しのことは一旦忘れてとにかく解きます。

そしてチェック(見直し)はチェック用の時間を必ず設けて、今度はチェックすることに集中します。

5、手順を追って隈なくチェックする

これは、「ケアレスミスを減らす方法が身についていない」ことへの対処方法です。つまりチェックの仕方がまずいのです。

チェックのポイント

1つずつチェックする
1行ずつ、一文ずつ、場合によっては一文字ずつ(特に数字は1桁ずつ)見ていきます。塊でみると見落としがあり、思い込みが入るので注意。
順番にチェックする
チェックする順番を迷ったりしがちですが、出てくる順にチェックします。その方が集中できるし、見落としもしづらいです。
指さし確認する
電車の車掌さんは確実に安全確認をするために、実際に指さしをして確認するのだそうです。テスト中・仕事中は本当に指さしはできないと思いますが、指で一行一行抑えながらチェックしていくと抜けがかなり少なくなります。
いつも同じ項目でチェックする
いつも同じ項目を同じ順番でチェックするようにしていると、ちょっとした違いを「視覚的」に感づくことができるようになります。
具体的には、チェックリストを作ることをお勧めします。
上記の「間違えノート」を参考に間違えやすい項目のチェック方法をリスト化し、それを普段の見直しごとに見ながら1個1個チェックしていきます。
慣れてきたら、チェックリストを見なくてもチェック項目が頭に浮かぶようになり、そのうち当たり前のようにチェックできるようになっていきます。

まとめ

①ケアレスミスを減らすには、スピードをつける。 

・子供のうち:基礎学力をつける

・大人:文明の利器を使いこなす

➁ケアレスミスを減らすには、チェック方法を身につける。

➂ケアレスミスを減らすには、常に改善策を講じる。


WP Twitter Auto Publish Powered By : XYZScripts.com
タイトルとURLをコピーしました